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秀逸なタイトル 「氷菓」
春の京アニ作品の原作、ということで読んでみました。
「氷菓」
殺人事件が起きたり、物が盗まれたりといったミステリー然とした作品ではなく軽めの青春学園ものといった感じ。 古典部に所属することになった折木らが「あれ、なんでこの部屋に鍵かかってんの?」とか「なんでこの本は定期的に不特定多数の人物に貸し出されているのだろう?」とか、ささいな謎をいくつかのヒントを元に解いていきます。 千反田の「私が叔父から何を聞いたのか思い出させて欲しい」という不思議な依頼を軸に、物語は千反田の叔父 関谷が33年前に何をなしたのか、の探求へと進んでいきます。

劇的な事件もなく、高校生の日常のワンシーンを普通に描いているところに妙なリアルさがある作品ですね。やる気のない折木、好奇心のかたまり千反田…、小説にしてはあまりエッジの立っていないどこかにいそうな登場人物らも同じく。
こういった日常的な風景を京アニはどう表現するか楽しみなところです。「らきすた」「日常」あたりの雰囲気を「ハルヒ」的な絵で描くのかな。得意そうだ、京アニ。

それにしても主題「氷菓」、副題の「You can't escape」共に非常によく考えられたタイトルだと思います。

余談:
作内に「松本深志高校の生徒が西穂高岳で登山中に落雷に逢い、十一人が死亡した」という記述がある。母校の事件なので私は記憶してたが、なんでこんな事件のことを書いたのだろう?とちょっと調べてみた。すると日本山岳事故、落雷事故としてかなりの被害だったということで当時は全国に衝撃を与えたそうだ。知らなかった…。

米澤 穂信
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2001-10-31

JUGEMテーマ:読書
| いふ | コミック、書籍 | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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