讃岐うどん放浪記 初日の第3軒目です。
2件目の
上原屋本店を出てわずか
10分で到着。
午後高松着なんで、時間もない、
なるべく多く回るためには高松市内で、
という条件だと近場でまとまるのは致し方ないところですが。
うーん、まだ胃の腑に落ち着いてないぞ、うどん。
ま、着いちゃったので入ります。
後ろも控えてるいることですし。
馬渕製麺所です。
完全セルフの店で、入り口でうどん(もしくはそば)の玉数を言うと
お店の人が、小分けされたうどんを熱ならお湯で温めて、
冷ならそのままを丼に入れてくれます。
後はネギやしょうがなどの薬味をのっけて、お好きなダシをかけて食します。
徐々にうどんシステムの要領が分かってきました。
入るとお店のおねいさんが"もうちょっとで茹で上がるから待つー?"と
意味であろうバリバリの讃岐言葉で話しかけてきました
(すんません、はっきり聞き取れませんでした)。
でも一も二もなく"待ちます"と断言。
待ちながらここは何を頼もうかなーと思案していると
「
しっぽくうどんはじめました」という手書きの張り紙が。
これや!!
とばかりにしっぽくうどんをチョイス。
天ぷらうどんが二連荘でしたし、変化を求めてしまいました。
なおうどん玉は小です(先の2軒を回ってる間に、何件も寄るんだから小にしときなさい!と同行者に諭されました。さもありなん)。
大根、ニンジン、里芋、それに鶏肉の入ったダシで頂きます。
具だくさんだし、トッピングは今回は見送りました。
鶏の脂が浮いた汁をずずっとすすります。
野菜のダシも出てるのかちょっぴり甘め。
大根や里芋にもしっかりダシがしみてて旨い。
けんちん汁みたいな感じです。
寒い日にすすりこんだら、ほっとするようなあったかい味です(札幌から来てるんで全然寒さを感じてない私がいうのもなんですが)。
うどんも茹でたてで生き生きしてます。
数分とはいえ待った甲斐がありました。
汁まで完食です。
セルフ店なので食後に丼は自分で片付けます。
丼返却コーナーに向かうと、その奥で大量のちくわ天が揚げられてました。
青海苔入りの衣が見た目にも旨そうです。
熱々は旨そうだなー、とぽそりとつぶやいたところ
お連れ様が一言。
"
アジフライ、超美味しかった(*1)。"
…ナンデスト。。
確かにちら見した感じ、さくさくした衣とか旨そうに見えたんですよね。
しまった、しっぽくうどんに無理やりにでもアジフライ乗せとくべきでした。
2軒続けて天ぷら食べてたし、カロリーがちょっとね…と
わずか3軒目にして思った弱気な心が、
弱気な心が(2回言ってみる)
わたしから
アジフライとの邂逅の機会を奪ったのです。
もともとこの旅自体
カロリー度外視じゃなきゃ始まらないのに…。
くやしー!
初日の旅、まだまだ続きます。
馬渕製麺所:
香川県高松市太田下町1480-1
TEL 087-867-2895
営業時間 平日 9:30〜18:30 日&祝 9:30〜18:30
休み:第一日曜、不定休
[評価](
1-5)
★★☆(
2.5)
アジフライの怨み分、減点(逆恨みもいいところだ…)
(*1)
うどん旅行を通して一番のアジフライだったそうです。